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パフォーミングアーツ

元実験室で繰り広げられるサイトスペシフィックな身体表現

ダンス批評家であり、「吾妻橋ダンスクロッシング」オーガナイザーである桜井圭介とダンサー・KENTARO!!のキュレーションによるダンスプログラム。11月4日(日)と11月25日(日)の2日間にわたり、大学の元実験室でパフォーマンスが繰り広げられます。東京の真ん中に突如生まれた空っぽの空間から五感を刺激するライブな表現を発信! 劇場でも野外でもない、瞬く間に消えてしまうこの特殊な空間でこそ生まれるパフォーマンスを観客と作り上げます。KENTARO!!、白井剛×スカンク、くたばれ!ネンネンズ、flep funce!×小田晃生(以上、KENTARO!! selcetion)、危口統之(悪魔のしるし)、捩子ぴじん×シークレットゲスト(!)、core of bells、Abe “M”ARIA(以上、桜井圭介selection) の全8組によるショーケース。

参加予定:桜井圭介(キュレーション)/KENTARO!!/白井剛×スカンク/危口統之(悪魔のしるし)/core of bells/捩子ぴじん×シークレットゲスト(!)/flep funce!×小田晃生/くたばれ!ネンネンズ/Abe “M”ARIA

関連イベント

11/04

TAT Performing Arts Vol.1

3,B1,B2F|パフォーミングアーツ

日時=11月04日(日) 16:30開場 17:00開演|会場=3F、B1F、B2F|参加費=1500円(全席自由)|事前申込=可

Abe "M"ARIA、core of bells, 危口統之(悪魔のしるし)が出演。元地下実験室の空間と対峙して生まれるサイトスペシフィックなパフォーマンス。

お申込=件名を「11/4パフォーマンス観覧希望とし、reserve@kanda-tat.comにご予約回・人数・お名前・ご連絡先電話番号を明記してメールをお送りください。
※入り口にてTrans Arts Tokyo参加料500円(会期中何度でもはいれるパスポート制)が別途かかります。

11/07

『core of bellsのフィクション・コース』第2回「現場で書くト書き - シナリオを縦に割る」

B2F|パフォーミングアーツ

日時=11月7日(水)20:00-21:45|会場=B2F|参加費=無料|事前申込=不要

core of bellsの映画を公開しながら撮影いたします。
第1回目は「マインドマップの作成とプロットへの落とし込み」について考察しました。

11/23金・祝

『core of bellsのフィクション・コース』第4回「イメージにまとう霧を見つめる視力」

B2F|パフォーミングアーツ

日時=11月23日(金・祝)15:00-19:00|会場=B2F|参加費=無料|事前申込=不要

第2回目は「現場で書くト書き-シナリオを縦に割る」、第3回目は「作劇のボディワークと揺らぎのリアル」について考察してきました。
core of bellsの映画を公開しながら撮影します。第1回目は「マインドマップの作成とプロットへの落とし込み」、最終回の第4回目は美術家の小林耕平さんに撮影していただきます。

11/25

TAT Performing Arts Vol.2

3F,B1F|パフォーミングアーツ

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日時=11月25日(日) 15:30 開場 16:00開演|会場=3F、B2F|参加費=2000円(全席自由)|事前申込=可

TRANS ARTS TOKYO フィナーレを飾るダンス・音楽・アートのライブパフォーマンス!

300名のアーティストが元大学校舎を占拠し繰り広げられてきたTRANS ARTS TOKYOのファイナルイベント。
5組のパフォーマーによる身体表現が、解体直前の電機実験室を熱気につつみまさにここでしかないグルーブに到達します。
捩子ぴじん×シークレットゲストが地下2階に電機大の什器を大量に持ちこみここでしかない音と空間を創出。
会場を3Fメインステージにうつし、<シュールにシャープにハートが躍動する>がコンセプトの女子6名の新ユニットくたばれ!ネンネンズ、引き語りとダンスが優しく染み込む小田晃生×flep funce!が登場。そして最後は白井剛×スカンクによるを美しく緊張感溢れるパフォーマンスと、HIP-HOPをベースとする
KENTARO!!のダンスにより怒濤のクロージングへと誘います。
(全席自由。途中休憩有)

お申込=件名を「11/25パフォーマンス観覧希望とし、reserve@kanda-tat.comにお名前・人数・ご連絡先電話番号を明記してメールをお送りください。
※入り口にてTrans Arts Tokyo参加料500円(会期中何度でもはいれるパスポート制)が別途かかります

プロフィール

桜井圭介
音楽家・ダンス批評家/「吾妻橋ダンスクロッシング」オーガナイザー。ダンスを始めとする上演芸術の批評、「吾妻橋ダンスクロッシング」やスペース「SNAC」などのオーガナイズ、また音楽家としてさまざまなパフォーマーとのコラボレーション等、あの手この手でパフォーミング・アーツと遊んでいる。
KENTARO!!
ダンサー/振付家、東京ELECTROCK STAIRS主宰。HIP HOPを中心としたテクニックをベースとしながらも既存のスタイル化されたものとは、かけ離れた独自の表現を実践している。作風としては自身の作るオリジナル音源と曖昧にシンクロしながら、意味のある、なしをトコトン織り交ぜ構成した物語的ダンスである。ソロと並行し、ダンスカンパニー「東京ELECTROCK STAIRS」を主宰。ソロ、カンパニー問わず国内外で精力的に想いと踊りを発信している。
白井剛
1996〜2000年、ダンスカンパニー「伊藤キム+輝く未来」の作品に出演。98年、「Study of Live works 発条ト」の設立に参加し、バニョレ国際振付賞受賞。04年、『質量, slide ,& .』を発表、この作品で06年にはトヨタコレオグラフィーアワード「次代を担う振付家賞」を受賞。また、ダンサーとして、04〜05年にはユーリ・ン振付『悪魔の物語』、05年には伊藤キム振付『禁色』に出演。06年には、カンパニー「AbsT」を立ち上げ、07年には『しはに-subsoil』、5人の音楽家との共作『THECO-ザコ』を発表。第1回日本ダンスフォーラム賞を受賞。06年から現代音楽のアルデッティ弦楽四重奏団とのコラボレーション作品『アパートメントハウス1776/ジョン・ケージ』に参加し、国内10ヶ所で巡演している。また、07年にはYCAMでの滞在制作によって発表した、10人のアーティストによる共作『true/本当のこと』(YCAM初演)に参加、ヨーロッパやブラジルをはじめ国内外で上演を続けている。09年には『blue Lion』、10年には『静物画-still life』を京都で創作初演した。(Photo: 白井亮)
SKANK/スカンク
ニブロールの音楽家でありバンド"MEXI"では形態を定めず実験的な音で都内ライブハウスを中心に活動。また1本弦の創作ギターを6人のギタリストで演奏する"SSS,T(Six String Sonics, The メディア芸術祭受賞)"に参加するなど多くのミュージシャンと積極的にセッションをし、木佐貫邦子、黒沢美香、大橋可也といった身体表現の舞台への楽曲の提供、演奏を国内外で数多く行っている。他に写真家、映像作家、イラスト等、他ジャンルのアーティストとのセッションやヘッドフォンを18個使用するインスタレーションの発表、アニメーター、美術家とそれぞれの表現ツールではない「言葉」をテーマにしたコラボレーション「words Factry」への音での参加、循環プロジェクト(エイブルアート参加事業)での音楽のナビゲーター、また指輪ホテルの作品「洪水 -massive water」にパフォーマーとして出演するなど活動の幅を広げている。(Photo: Go)
危口統之(悪魔のしるし)
演劇などを企画する集まり「悪魔のしるし」の主宰。1975年岡山県倉敷市生まれ。横浜国立大工学部建設学科在学中、学内サークルにて演劇活動を開始。卒業後、建設現場作業員として働きはじめる。リトルモアギャラリーにて演劇作品「悪魔のしるし」(2005年)を作・演出するなど、断続的な活動を経て2008年、自身が主宰となり団体としての「悪魔のしるし」を組織。以後、演劇を含めた多様なスタイルのパフォーマンス作品を発表し続けている。演劇作品では、古典的名作をベースとしながらも、現代の社会問題や作家自身の個人状況、加えて、上演される会場の性格を強く意識した作品を作る傾向にある。一方、パフォーマンス系の作品では、観客とパフォーマーの境界を曖昧にすることで空間全体を巻き込む祝祭的な雰囲気を好む。2011年、「トーキョーワンダーサイト国内クリエーター交流プログラム」に選出され、レジデンスアーティストとして滞在制作を行う。2012年、スイス3都市での『搬入プロジェクト』上演ツアー、新作『倒木図鑑』をKAAT神奈川芸術劇場にて発表。(Photo: 杉田大輔)
core of bells
1984年生まれの5人組バンド。2003年に湘南で結成。2010年に1stアルバム「ボトルキープ2010」をリリース。カテゴライズ不能のサウンドと、一見「非-音楽」とも思えるアイディアでその音楽性を揺さぶる手法が評判を呼ぶ。FUJI ROCK FESTIVAL’10「ROOKIE A GO-GO」に出場し、土砂降りのステージで延々おでん屋のマネをする。2011年には吾妻橋ダンスクロッシングに出演し、音楽とも演劇ともダンスともつかぬパフォーマンスで喝采を浴びた。他にも、ギタリスト・杉本拓との合作アルバム「gesupiria2 ―Lost Banchos―」のリリース、美術家・小林耕平とのパフォーマンスを収めたDVD「PRECIOUS TIME ONLY YOU」のリリース、ワークショップなど、その横断的な活動はほかに類を見ない。(Photo: 前澤秀登)
捩子ぴじん
振付家・ダンサー。2000年~2004年まで大駱駝艦に所属し、舞踏家・麿赤兒に師事。退団後にダンサー・振付家として活動を始め、自身の体に対する微視的なアプローチをしたソロや、体を物質的に扱った振付作品を発表する。近年は振付作品の他に、郷里の母親にダンスをレクチャーする「おかあさんといっしょ」や、アーティストのアルバイト生活を元にした「モチベーション代行」などのパフォーマンスも行う。(Photo: Ujin Matsuo)
flep funce!
flep funce!=flow step fun dance=(フレップ ファンス!)。いづみれいなとマノリツコにより2010年結成。「ダンスをダンスの場だけのものにしない」がモットー。日々から得たヒントを元に動きを発掘し、リアリティーからギリギリ離れた位置にある作風が特徴。ダンスなのかそうじゃないのか、独自の世界観とリズムをもつパフォーマンスを繰り広げる。音楽ライブイベントでのパフォーマンス参加や、バンド「ショピン」の曲へ振付提供・PV出演、音楽PVアニメーション「手前みそのうた」への振付、ワークショップ開催、個展のオープニングアクトなど、活動はジャンル問わず多岐に渡る。2011年KENTARO!!氏監修「N.N.N.2」に選出される。またダンス映画作品「nai-mono-gatari」が第7回国際DMJダンス映画祭、ブラジルのダンス映画祭danca em foco 2012に入選、ベルリンのダンス映画祭POOLでの上映も決定している。2011年秋~2012年夏にかけてシリーズ作品~明日、冷静になったら考えよう~のサブタイトルを持つ3作品を世田谷ものづくり学校教室、目白にある古民家ゆうど、STスポット横浜を会場に発表。帽子職人とのコラボや各回にミュージシャンや俳優、イラストレーター、カフェのオーナーなど異ジャンルのプロをゲストに呼ぶなど、ダンスだけでは収まりきらない作品をつくる。加えて場所の空感を作品に取り込むためその時その場でしか体験できない作品となることも大きな特徴。
小田晃生
1983年生まれ、岩手県出身。ぽつぽつと自然にしみ込む声と、情景のうかぶ歌世界。小さな飲み屋からコンサートホールまで、世代を飛び越えて、臨機応変の佇まいで楽しませる音楽家/エンターテイナー。ギター弾き語りを中心に、たまにバンド編成も加えながら演奏している。これまでに2枚のアルバムとライヴDVDをリリース。ソロと並行してバンドへも加入しており、同じ高校の卒業生で結成したアコースティックバンド『コケストラ』(※現在は活動休止中)のギタリスト、親子向けロックバンド『COINN』のドラマーとしてもそれぞれ所属。また、他ミュージシャンの作品へのゲスト参加、舞台・映像作品への楽曲提供、さらに、俳優、ナレーター、小学生向けの音楽教室講師など幅広く活動中。
http://www.chicchaitanbo.net/
くたばれ!ネンネンズ
くたばれ!ネンネンズ(横山彰乃、服部未来、高橋萌登、泊麻衣子、高田真希、則竹麻子)は CRUSH THE TYMKS、KOPICといったダンスグループのメンバーを中心にこの秋よりさりげなく始動する新ダンスユニット。<シュールにシャープにハートが躍動する>をコンセプトに掲げ、どこかにいつか風穴をあける予定。
Abe “M”ARIA
高校在学中創作ダンス部にて踊り始める。その後様々な舞踏家・ダンサーのワークショップへの参加を経て、即興で踊ることを主体とした独自の稽古を開始。主な活動としてはソロ公演やミュージシャンとのライブを行う他、国内外のフェスティバルにも多数参加している。また路上などでも頻繁に踊り、劇場の枠にとらわれない身軽な活動を続けている。ソロ以外にダンスユニット「POP HEADS!」でも活動している。
http://www.milmil.cc/user/abemaria/
Floor - B2F,B1F,3F

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TAT PROJECT チーム
TEL: 03-3518-9664|MAIL: info@kanda-tat.com