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かんだおもいでプロジェクト

街の記憶をふりかえるアーカイブ

神田で撮影された昔の写真、8mmフィルムをデジタル化し、その映像を展示、上映します。時代の風景、街や人の記憶が今によみがえる神田の記憶を辿る空間が広がります。

また、特別展示として、今年「皇居と江戸城重ね絵図」を完成させ各メディアで話題を呼んだ建築家/画家の木下栄三が長年描き続けた神田の街に残る江戸の風情の絵画作品、さらには自身がライフワークとする「新江戸三十六見附」をテーマとした作品群の展示により、皇居そして神田を中心とした東京の未来予想図について考えていきます。

目に入って気になったものは、ついついスケッチしてしまうという木下栄三が、40年近くの間、神田をはじめとする東京下町の街の人々の生活をその道具や建物、意匠隙間からのぞいて丹念にスケッチしてきた作品とともに、東京・神田の昔と今、そして未来の姿を俯瞰していきます。

木下栄三 / KINOSHITA Eizou
昭和25年名古屋生まれ。東京・神田に勤務するようになって既に40年近くになる。現在建築の設計を生業とし、合わせて画業も自身の生き方の一つとして続けている。さらに画業の一部として歴史や文化に親しみながらその遺産を記録し、絵として伝えることをライフワークとしている。ここ数年はその中でも特に「皇居と江戸城」に焦点を絞って、千代田、あるいは東京という都市との関連を眺め、その中から未来に向けた姿を考えることに興味を持って研究を続けている。

関連イベント

11/17

神田まちアート ~過去・今・未来を感じよう~

旧東京電機大学、周辺のまち、神田錦町更科|かんだおもいでプロジェクト

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日時=11月17日(土)14:00-17:00|会場=旧東京電機大、周辺のまち、神田錦町更科|参加費=1500円(蕎麦代込)|事前申込=要

「神田おもいでプロジェクト会場」から出発し、神田の過去、現在、未来をたどる旅にでませんか? 色々な資料をみた後、外に出て五感で「まち」を感じます。まちを写真におさめたら向かうは有名老舗「神田錦町更科」。神田が誇る究極のアート「蕎麦」に舌鼓をうちながらアート談義で締めくくります。

お申込=件名を「11/17まち歩きツアー参加」としてreserve@kanda-tat.comにお名前・人数・ご連絡先電話番号を明記してメールをお送りください

11/23金・祝

「神田•東京•過去•未来」木下栄三(2F)vs吉原航平•渡部剛(12F)世代を超えたトークバトル

2F|かんだおもいでプロジェクト

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日時=11月23日(金・祝) 14:00~17:00|会場=2F(神田コミュニティアートプロジェクト)|参加費=無料|事前申込=可

こつこつと自分の目と手をたよりに絵を描きつづける画家の意識は、世代を超えて通じあう。神田の街をこつこつ描いてきた建築家/画家の木下栄三(2F)に同じくこつこつタイプの若手作家、渡部剛、吉原航平(12F)が迫るクロストークを開催。トーク終了後は参加の皆様を交えた懇親会も予定しています。

お申込=件名を「11/23 木下栄三トーク参加」としてreserve@kanda-tat.comにお名前・人数・ご連絡先電話番号を明記してメールをお送りください。


木下栄三 / KINOSHITA Eizou
昭和25年名古屋生まれ。東京・神田に勤務するようになって既に40年近くになる。現在建築の設計を生業とし、合わせて画業も自身の生き方の一つとして続けている。さらに画業の一部として歴史や文化に親しみながらその遺産を記録し、絵として伝えることをライフワークとしている。ここ数年はその中でも特に「皇居と江戸城」に焦点を絞って、千代田、あるいは東京という都市との関連を眺め、その中から未来に向けた姿を考えることに興味を持って研究を続けている。


渡部 剛 / WATABE Go
1979年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部中退。美學校「絵と美と画と術」第二期修了。2008年『GEISAI MUSEUM#2』佐藤卓賞受賞。2012年『3331 アンデパンダン展』森裕一賞受賞。ありふれた「もの」や「場」に生じる見落とされがちな「すきま」に対しコラージュなどの働きかけを行い、意味や価値の「増幅」「反転」「誤読」「モアレ」を誘発させるような作品制作をしている。


吉原 航平/ YOSHIHARA Kohei
1985年神奈川県生まれ。2010年個展「図鑑」(Central East Tokyo 2010 馬喰町内田ビル)、2011年「一枚の絵の力」(3331 Arts Chiyoda)などで作品を発表。近年は主にこの列島周辺に根付く大陸側の "うねり" を主題に制作しています。


モデレーター:久木元拓/ KUKIMOTO Taku
本展展示ディレクター。1992年早稲田大学人間科学部卒業後、三菱総合研究所研究員として、都市開発、文化産業振興政策等の制度設計、美術館の事業運営に関するコンサルティング等を実施。2005年東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。首都大学東京准教授、音楽配信サイトOTOTOYにて経営企画に携わった後、「TRANS ARTS TOKYO」のディレクション、マネジメントを行う。発表論文に「文化価値循環モデルによる都市ブランディング分析試論」等がある。

Floor - 2F

お問い合わせ

TAT PROJECT チーム
TEL: 03-3518-9664|MAIL: info@kanda-tat.com